鉄人ルーテーズ
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連日猛暑日!さすがにへばっている。皆さんは如何お過ごしでしょうか?体調壊しそうだよね。エアコンはつけっぱなし。熱中症気をつけないとな。今年も半分終わる。早いもんだ。さて、鉄人。昭和32年にルーテーズは世界チャンピオンとして力道山の挑戦を受けるため初来日した。やっとこさ来日してくれた❗️てな感じだったようだ。当時としてはね。力道山はすでに国民的ヒーローであったし、そりゃこの対戦は後楽園球場の観客数、テレビ視聴率からして大注目のイベントであったらしい。テーズのあの両手を腰に充てたポーズ写真。白黒ながら筋肉の陰影があって素晴らしいポーズ写真。あんな凄い筋肉質の身体の外国人をそれまで日本人は見たことなかったんじゃないかな。たぶん、あの体躯を写真で見て「鉄人」って敬称するようになったんだと思うんだが。私は子供時分、今でも覚えているんだけど、当時漫画本で「力道山物語」を見たことがある。力道山がハワイでテーズと初対戦した漫画なんだが、テーズがまた凄い体躯のレスラーとして描かれているんだよ。その凄い身体のテーズに力道山が必殺空手チョップを何発も叩き込む。だけど鉄人だからテーズは堪えて倒れない。苦戦しながらも最後は鉄人王者が力道山を倒して初戦に勝利する。だから、ルーテーズのテクニックのスピードとか切れの凄さではなく身体の頑健さを当時強調してたんだね。実際はかなり受け身をとって倒れたんだけどね(笑)。たしかに格好良いポーズ写真だった。私も少年時代憧れて、(こんな筋肉質の凄い身体になりたい❗️)と思ったもんである。プロレスラーになりたい❗️と初めて目標を定めた記念的ポートレートであった。馬場さんとデストロイヤーが言っていたけど、ルーテーズはプロレスを近代化した担い手の1人ではないか?なぜなら、ロープワークが抜群に上手かったと聞く。フットボールから転向したソネンバークやノメリーニより全く上手かったらしい。ノメリーニにはロープワークを教えたって話もあるが真実はわからない。フットボール選手はタックルが武器だからね。ナグルスキーは至近距離からのタックルだけでロープワークは下手くそだったようだ。デストロイヤーの話(笑)。ルーテーズは寝技、関節技、必殺バックドロップだけではなく、鉄人の体躯とロープワークも素晴らしかったということだ❗️
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Comment
渕選手へ
「鉄人ルーテーズ」拝見しました。ロープワークのイメージは無く、やはり格好良いポーズが一番です。おかげ様で体温以上の気温にも勝った気持ちです。とても興味深いお話を綴って頂き、誠にありがとうございます。連日の高温では体調管理にも悪影響かと。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。
お疲れ様です。ルーテーズも凄いですが渕さんも凄いと思います。渕さんは寝技が得意だし、ナックルパートや延髄斬りも出されるので猪木さんの姿と重なります。もしかしたら渕さんが唯一馬場猪木の魂を受け継いでるレスラーなのではないでしょうか。