暑さ復活
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本日は亡き母の命日。もう十三回忌となる。古河駅近くの寺で妹甥っ子らと墓参。昨年は父の17回忌。両親共78歳で世を去った。あと11年で私は父、母が逝った年齢になる。月日は常に風のように過ぎ去る。昭和50年だったなぁ。戦後30年ってことでテレビで特別番組をやっていた。まだ目白での合宿所時代。鶴田さんとマティ鈴木さんと番組を見た。特攻隊兵士の遺書を特集していた。戦前生まれの鈴木さんは特に真剣に見ていた。「散る桜残る桜も散る桜」。何人かの若き特攻兵士の遺書の中に同じ句が書かれていた。人も桜と同じ。いずれも皆散る桜。特攻隊として飛び立つ者もそれを見送る者も皆散る桜。いずれは死する定め。世の中の絶体がそこにある。誰しも死から逃れられない。その夜、大仁田、薗田を含め5人で結構真面目に話し合ったことを思い出す。鈴木さんは37歳だったが、鶴田さんと私は20代前半、大仁田と薗田はまだ10代だった。我々は若かった。鈴木さんが「人生は短い。人は皆死んでしまうんだよ。偉い人もバカな奴も皆同じ。生きているうちが花。アッという間に50、60になるんだから!」って言っていたんだけど、何しろこっちは皆10代20代のまだ若僧。当時は鶴田さん共々我々は青春真っ盛り❗人生の短さに儚さを感じる情緒を持ち合わせてなかった。まだ先のことであった。鈴木さんは人生訓として一生懸命話していたがあまり話がいがなかったかも(笑)。ただ鶴田さんはこの散る桜の句が大いに気に入った様で何かにつけて「散る桜残る桜も散る桜だよ、ねぇ君。そう思わないか❗」なんて言っていたことを覚えている(笑)。さて、本日からまた暑さ復活の様相だ。まだまだ残暑は厳しい!
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渕選手へ
「暑さ復活」拝見しました。お天気に恵まれているご様子。厳かな時間をお過ごしと存じます。時間の流れが早く感じるのは桜吹雪を沢山見て来たからかと。安心してお花見や試合観戦出来る様に成る事を願います。熱中症対策も継続ですね。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。