蔵前国技館
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両国ではなく蔵前の時代。この国技館で歴代のプロレスヒーローが凱旋試合で名声を高めた。力道山はシャープ兄弟戦で、ジャイアント馬場はキラーコワルスキー戦で、アントニオ猪木はジョニーバレンタイン戦で、坂口征二はメディコ戦で、ジャンボ鶴田はファンクス戦で、それぞれスーパーヒーローとなって行った。蔵前国技館の凱旋試合でいい試合をやって勝利か引き分ければ、その後のスターレスラーは約束されたもんだと考えられていた。少なくとも私はそう思っていた。だから1983年のチャボゲレロ戦は力が入った。凱旋試合でタイトルマッチ。しかし、見事な敗北!スーパーヒーローの座は遠かった!(笑)鶴田さんがニックを破ってAWA世界ベルトを巻いたのもたしか蔵前国技館だよな。馬場さんがハンセンを首固めでフォールしたのも蔵前。両国に移ったのは1985年だった。力道山時代から都内での大試合は東京体育館と蔵前国技館であった。この二大会場で他にもどっさりとプロレス名勝負が行われた。そしてスーパーヒーローが誕生した。私は負けたけれど蔵前国技館でタイトルマッチが出来たことが嬉しくもあり、良き思い出だ。
Comment
渕選手へ
「蔵前国技館」拝見しました。プロレス雑誌で見ていた美しい文字です。写真では無く文字で覚えてしまった会場です。会場に相応しいカードばかりだったと覚えています。もし機会がありましたら試合内容を綴って頂きます様、お願い致します。冷え込みが強くなりました。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。