もう45年か…
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本日4月22日は私が徳島県阿波池田の特設会場でプロレスデビュー戦を行った日だ。1974年のことである。当日、フェリーの中でマシオ駒さんにいきなり言われた。馬場さんに挨拶に行くと突然胸元にチョップを食らった。驚いた。リングの中では「常在戦場」の気持ちを持て!油断はケガの元!との教えだと学ぶ。対戦相手は大仁田厚。7分14秒でフォール負け。試合後はすぐに着替えロープ上げなどの雑用及びリングサイドのセコンドに付く。試合やっても一番の若手。身体にはダメージが残っており、まだ興奮は醒め止まず。その1年前一応練習生として地方巡業に付いていきバトルロイヤル出場の経験はあるが1ヶ月そこらで北九州に戻った。今回は10日に正式入門してたった12日でのデビュー戦だが1年越しのスタート地点。やっとの想いがあった。二十歳だった。全試合終了後、旅館でマティ鈴木さんの部屋に呼ばれ、いろいろ指摘してくれた。有り難かった。1974年当時、合宿所は目白のマンション。ジャンボ鶴田さんと私と大仁田。それにマティ鈴木さんも約8ヶ月
ほど住んでいた。マティさんの起点は元々はアメリカ。駒さん同様コーチとして、そして全日本の助っ人しての役割を担っていた。九州の3バカの一人薗田の入門はその年の夏だったな。デビュー戦後は試合が続いた。未熟だからケガもした。たいしたケガじゃなかったので休まなかった。当時は当たり前だがね。なかなか太らなかったなぁ。80キロ行くか行かなかったりで細かった。先輩達の奢りで結構ガツガツ食べたんだがねぇ。まだまだ新弟子。今ほど厚かましい性格じゃなかった(笑)。あれから45年か…。
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Comment
渕選手へ
デビュー戦のお話、拝見しました。常に戦の心構えとは言えどもチョップでのご指導は驚きました。慣れと疲労は油断につながるので要注意かと。肝に銘じます。体が大きくならなかったとの事、意外です。アメリカ修行中の写真をイメージしていたので…努力の賜物とわかりました。食べる事はいつまでも大切な鍛練ですね。美味しく食べられる事に感謝します。ツツジが咲いたら初夏を迎えますね。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。