髭談義
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最終更新日:2018/06/16
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かなり昔のことだが、馬場さんと鶴田さんにレスラーの髭について話をしてもらったことがある。昔のトップレスラーは悪役でも髭をはやした奴は殆んどいなかったということだ。「ブラッシーにしてもコワルスキーにしてもハンスシュッミットにしてもそうだった。ブルーザーだってエリックだってキニスキーやバレンタインやクラッシャーも髭はなかった」ってね。むろん正統派のテーズ、ガニア、オコーナー、ロジャースらも髭ははやしてなかったな。ゴッチが鼻髭はやしたのは50近くなってから。トップレスラーとしてはシークとモンスーンあたりからだろうか?髭をはやしだしたのは?タツーなんて昔は御法度だったんじゃないかな。これもレイスあたりからかな?よくわからない。あくまでもトップレスラーに限っての話。ともかく、アメリカにしても日本にしてもプロレスラーのステータスは高かった!という話を馬場さんがしてくれたんだよね。アメリカのレスラーが来日する時はスーツかブレザー着用してタラップを降りるようにと力道山時代からお達しがあったようだしね。1
950年代から60年代にかけての話。馬場さんは巨人軍出身なので特にスポーツマンは普段は紳士たれ!って思いだったんだろうな。最低限髭は毎日剃れ!無精髭なんてもってのほか!だったのかな?(笑)今のご時世じゃ考えられない(笑)。髭とタツー結構いるもんな(笑)。馬場さんはアメリカ遠征時、ほんの少しの期間だけ東郷の命令で髭をはやしたことがあるようだけどアトキンスが反対して剃ったらしい(笑)。私もアメリカ遠征時、一時はやしたことがある。似合ってなかった(笑)。たしかにそうだなぁ…、力道山、馬場、猪木、坂口、鶴田…と日本でも有名どころレスラーは髭はない。王、長嶋の無精髭姿は私らの年代では考えつかない。今朝、髭を剃っている時、このことを思い出した。
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Comment
渕選手へ
「髭談義」拝見しました。題名の通り、興味深いお話ですね。似合う・似合わないではなく身だしなみとして考えられていたとは意外な一面でした。今はマスクにもたてがみが着いていたりしますので色々な格好が出来る時代かと。とても興味深いお話を綴って頂き、どうもありがとうございます。梅雨時期の不安定な天気が続きそうです。何卒お疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。