ジャンピングネックブリーカードロップ
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やはり練習時点で馬場さんのジャンピングネックブリーカードロップはかなりの威力があったんだな。昭和43年11月のキラーカールコックスとのインター戦で使うつもりだったけど、練習相手のダメージが頭のスミにあったのか?(笑)コックス相手にジャンプしなくてそのまま今風のラリアットになってしまった。だが、威力があってラリアットでピンフォールをコックスから奪いインタータイトルを防衛した。以後1年間ジャンピングネックブリーカードロップを封印してドリー戦で使った。初めて受けたドリーはその威力に脳震盪寸前のダメージを受け、セコンドの父親シニア共々以後対ドリーには禁じ手にしてくれと宣告。私がドリーと馬場さんから聞いた話だとウソのような本当の話。見た目から威力が分かる衝撃的な初披露だった。天才的に受け身が上手いドリーでも父親が心配するほどだったんだね(笑)。全日本時代は、ここぞ!って時に決め技に使ってたね。NWAタイトル奪取のブリスコ戦、レイス戦。そして大木金太郎戦、ロビンソン戦。対ジャンボ鶴田戦にも。ブッチャーにも1度使ったなぁ(笑)。そして、馬場さんの還暦記念試合。1998年1月23日、生涯最後のジャンピングネックブリーカードロップ。対渕正信に決めた。私にとって思い出に残り生涯誇りを持てる記念試合となった。
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Comment
ブログの本格的な再開、うれしいです。
お久しぶりです。体調が悪いのかと心配してましたが、お元気そうで良かったです。僕があまりコメントを書くと、しばらくブログが止まったりするのでこのぐらいにしておきますが、急に寒くなりましたので、どうか風邪など引かないように気をつけて下さい。
渕選手へ
「ジャンピングネックブリーカードロップ」拝見しました。標題から写真の様に映像が思い浮かびました。改めて考えると受け身が難しいのかと。正しく必殺技です。貴重なお話を綴って頂きまして、誠にありがとうございます。空気が乾燥しておりますので、風邪などお召しになりません様にご注意願います。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。
なんてお宝な話なんだと、その引出しの多さと表現力
に驚きました。ゴングクラシックのお話も楽しみです。
やはり著書第二弾期待してます。
馬場本を書けるのは渕さん以外にいないでしょう