*

楽器

公開日: : ブログ

徳間書店の加々見さんより連絡あり。読売新聞にて我が本「王道ブルース」がプロレス書の中での3冊内に選ばれたようだ。選んでくれたのは言語学者の川添愛さん。ありがたい上に嬉しい❗️これも皆徳間書店のスタッフの方のお力添えのおかげ。私はインタビュー形式で言いたいことを言っただけ(笑)。結局は今年も様々の人に助けられての1年だったな。先日、妹にクリスマスプレゼントとして安いキーボードを買ってやった。本当に安価のもの(笑)。幼い頃は両親が買ってくれたオルガンをよく弾いていた。それこそ半世紀以上振りの楽器演奏。だが、指先が覚えているのか、すぐにそれなりに弾ける。そうなんだよなぁ。楽器を弾いた経験は大切なんだよ。これも半世紀近い昔のことなんだが、あの鶴田さんが、突然ギター練習を始めだした。九州の3バカトリオも一緒に暮らした砧の合宿所時代の話だ。3バカは2階の3部屋にそれぞれ。鶴田さんの部屋は1階の居間の隣。音響スピーカー付きの立派なステレオで拓郎陽水のレコードをよく聴きながらギター練習に励んでいた。プロレスの合同練習後の夕方にね。鶴田さんはむろん自分の部屋内でやるんだが、2階の我々の部屋までその「雑音」は聴こえてしばらくはいい迷惑であった。本当雑音だった(笑)。シリーズオフはほぼ毎日で練習後でクタクタ状態の我々は日々苦笑いしながらも耳をふさいでいた(笑)。そのうち、ギターだけだと物足りなくなったのか、中古のピアノが合宿所に届いたのには驚いた。中古の楽器を扱う知り合いが当時いたんだよ。雑音はギタープラスピアノとなった(笑)。その知り合いはいい人でなんと私に中古のドラムセットをプレゼントしてくれた。私は一応断わったんだけど、鶴田さんのひと押しの「渕君、音楽のある人生は豊かになるんだよ。趣味が高じてコンサート開けるかも❗️」。大仁田と薗田は早々に姿をくらませた(笑)。道場のトレーニング音とギター、ピアノ、ドラムの雑音。近所への挨拶周りに私はよく出かけたもんである。大仁田と薗田は何ヵ月か夕方から3時間ほど合宿所に居なかったな(笑)。だけど、やはり苦情が来た。夕食時の縄跳びはやめてもらいますか!とね。縄跳び?そんなもん昼間の練習時にたまにやるぐらい。夕食時にはやらない。要するに私のドラム練習の音が雑音を通り越して縄跳びの音に聴こえてたんだね(笑)。縄跳びの音ってなんだい?(笑)要はヒドイってこと!私はドラム練習をやめた。鶴田さんは根気よく練習を重ねギターもピアノも上達した。大仁田と薗田も夕方での外出が減少した。私のドラム練習の再開は無しと固く約束させられた(笑)。鶴田さんのコンサートは3回やったかなぁ…。私は司会をやり、大仁田は唄い、薗田はモノマネをやった。昭和52年、53年あたり。青春時代の思い出。ところで、あのドラムセット、何処にいったのか?

関連記事

古河駅へ

深夜近くの電車で古河駅まで戻る。上野駅始発。この時期、グリーン車でも結構満席に近い状況。酔っぱらいも

記事を読む

プロレス史家

と言われてる人も少なくなった。櫻井康雄さんが亡くなったと聞く。一時は日テレの山田隆、テレ朝の櫻井康雄

記事を読む

もはや夏!

気温30℃を超えたら猛暑日なんだよね。日々猛暑日!もはや夏!の感覚。皆さん、ちゃんと体調管理をやって

記事を読む

1973年春

当時茅ヶ崎に住んでいた私は全日本道場がある恵比寿に向かう為に品川まで東海道線、そしてそこから山手線で

記事を読む

日々早起き

老人は早起き。いくら遅く寝ても早く起きてしまう。それプラスこちとら頻尿持ち。夜中に何度か目を覚ましト

記事を読む

鶴田さんの身体能力

あのジャンボな体格でバネはあったしスタミナ、パワー…、身体能力の凄さは凄まじいものだったな。…突如宇

記事を読む

日プロ時代の馬場さん

4月29日後楽園と5月16日大田区総合体育館で私の出場が決まったようだ。久々の試合。組み合わせはまだ

記事を読む

時代の変化

10年前20年前…、そりゃ変化してるわな。大きく変わったのがあれば大して変化してないのもある。まずは

記事を読む

1973年3月

45年前の今頃、まだ19歳だった私はプロレス雑誌に載ってあった全日本プロレス事務所へと茅ヶ崎のアパー

記事を読む

12月6日大阪大会

我がプロレス人生40周年記念ファイナル。全日本プロレス同期の大仁田厚とタッグを組むこととなった。相手

記事を読む

Comment

  1. より:

    渕選手へ
    「楽器」拝見しました。ギターにピアノにドラムまで…立派な楽団ですね。鶴田さんほどの大きな手なら超絶技巧に成りそうです。やはり技術は活きるものです。ここはアプリやサイレント楽器の出番かと。きっと練習の成果が現れますので、是非ご検討願います。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。

  2. ルター レンジ」 より:

    言語学者の川添愛さん
    アフリカや南米、東南アジアなど世界ので数々の言語を習得してきた経験を持つ高野秀行さんとの対談
    (新潮社のウェブ雑誌)楽しいですよ。
    「知れば知るほどわからない、言葉の不思議」
    プロレスもそうですね

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ジャンピングネックブリーカードロップ

やはり練習時点で馬場さんのジャンピングネックブリーカードロップはかな

全日本プロレス絶好調❗️

後楽園ホールの観客動員がいいらしい❗️私

テスト

師走になればなぜか酒が一段と旨い❗️

再び再放送

今月6日(火)23時半から30分間、毎週「幸せ昭和食堂」が再放送される

さて8月

もはや酷暑の日々!そんな中葉月8月となった。夏休み真っ最中。いやぁ、そ

→もっと見る

  • 2024年12月
    « 8月    
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
PAGE TOP ↑